「酒は抜けていると思っていた」元日に酒気帯び運転で自転車の男性をはねた疑い 会社員の男(21)を現行犯逮捕 容疑を否認

1日午前、酒気を帯びた状態で車を運転し、自転車に乗った男性と衝突して、けがさせたとして、広島市の21歳の会社員の男が逮捕されました。

酒気帯び運転と過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕されたのは、広島市佐伯区八幡に住む会社員の男(21)です。

警察によりますと、男は1日午前5時すぎ、広島市中区富士見町の市道で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転し、50代の男性が乗る自転車に衝突して、けがをさせた疑いがもたれています。男性は全身を強く打つなどして、病院に運ばれたということですが、命に別状はないということです。

事故を目撃した人が110番通報し、現場に駆け付けた警察官が男を現行犯逮捕したということです。

男は交差点を右折する際、横断歩道を渡っていた自転車と衝突したということで、男の呼気からは基準値を超える0.15ミリグラムのアルコールが検出されたということです。

男は調べに対して「飲酒運転をして、自転車にぶつかったことに間違いないが、酒は抜けていると思っていた」と容疑を否認しているということです。

車側と自転車側の信号は共に青だったとみられていて、警察が事故の詳しいいきさつを調べています。

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