「社会に貢献」大人の決意新た 久米南「二十歳の集い」に37人

記念撮影する出席者

 岡山県久米南町で3日、成人式を名称変更した式典「二十歳の集い」が開かれた。対象者55人のうち37人が振り袖やスーツ姿で臨み、旧交を温めながら大人としての決意を新たにした。

 会場の町文化センター(同町下弓削)で片山篤町長が「新型コロナウイルス禍で厳しい現実に直面したと思う。やりたいことを見つけ、古里に誇りと愛着を持って前進してほしい」と激励。出席者を代表し専門学校岡山ビューティモード2年石坂日花里さん(20)が「二十歳の自覚と責任を持ち、社会に貢献できるよう人生を歩んでいく」と誓いの言葉を述べた。

 式後は、互いの近況報告や思い出話に花を咲かせたり、恩師らと記念撮影したりして再会を喜び合った。

 昨年に続き、マスク着用や検温、座席間隔を空けるなどコロナ対策を徹底。恒例の立食パーティーは中止した。

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