川崎鶴見臨港バス 児童の絵を車内に展示、13日まで カレンダーにも採用 

カレンダーに選ばれた12作品(川崎鶴見臨港バス提供)

 子どもたちが描いたバスの絵を集めた2023年版「みんなでつくるカレンダー」が完成した。川崎鶴見臨港バス(川崎市川崎区)が毎年製作しており、沿線の小学生からデザインを募集。集まった全18作品はバス車内に掲示され、虹の架かる空を飛ぶバスなど思い思いのカレンダーが乗客の目を楽しませている。

 タイヤを装着したカメが水中を気持ちよさそうに走るデザインなど「発想力が豊かですてきな作品」(担当者)をはじめ、車窓から楽しげに桜並木を眺める乗客の様子や、鍵盤の上をにぎやかにバスが走る姿などを描いた作品が並ぶ。

 今年のテーマは、▽運転したいバス▽乗って楽しいバス▽バスのある風景(街並み)▽四季折々のバス─。同市中原区の市立小学校6校から計18作品が寄せられ、このうち12点を選んでカレンダーにした。

 作品は1月13日まで、同区を走る同社のラッピングバス2台に展示する。大戸、住吉、木月小学校の作品9点は「芝信用金庫」のバスに、下小田中、東住吉、苅宿小学校の作品9点は「いすゞ自動車」のバスに展示している。

 問い合わせは、川崎鶴見臨港バス神明町営業所電話044(533)3111。

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