フジ成分配合の洗顔パウダー発売 栃木県内の企業がコラボ

ヤマゼンコミュニケイションズが発売した洗顔料「藤の雫」

 広告業などのヤマゼンコミュニケイションズ(宇都宮市インターパーク4丁目、山本堅嗣宣(やまもとみつのぶ)社長)は、フジの成分を配合した洗顔パウダー「藤の雫」を発売した。フジの花から抽出したイソフラボンを配合し、洗浄力の高さや肌への優しさが特徴という。

 化粧品製造販売のシーラン(足利市問屋町、佐々木利枝(ささきりえ)社長)が製造する。同社製品の品質の高さに着目し、県内企業の連携によって「栃木発」の商品を生み出せないかと働きかけ、商品化した。

 フジの花に含まれるイソフラボンには、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをして、女性の美しさや若々しさを手助けする作用があるという。40グラム入りで、4180円。「藤の雫オンラインショップ」で販売している。

 ヤマゼンコミュニケイションズの担当者は「製品力と販売力というお互いの強みを生かし、栃木由来の商品を世に出せた」と話している。

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