広島市消防局による出初式が3年ぶりに開かれ、消防隊員たちが日ごろの訓練の成果を披露しました。
出初式は、コロナ禍のため3年ぶりで、サッカースタジアムの建設工事のため、前回の中央公園から広島みなと公園に会場を移して開催されました。
消防職員などおよそ700人が参加し、活動を紹介しました。
恒例の「はしご乗り」では、さまざまな演技が披露され、およそ3000人の観客から大きな拍手が送られました。
また、車両35台とヘリコプター2機も加わり、火災訓練や搬送訓練も実施されました。
訪れた児童
「危ないことに恐れずに立ち向かっていくところが、かっこよかった」
広島市消防局 植田謙吉 消防司令長
「この出初式をきっかけにことし1年間、平穏な年であるよう決意を新たにするところです」
広島市消防局の管内では、去年は257件の火災が発生し、9人が亡くなっています。消防局は、火の扱いに注意するよう呼びかけています。