6日は、寒の入りで冬本番を迎えるころとされる二十四節気の「小寒」。朝の最低気温が岡山市中心部で氷点下0.3度(平年0.4度)となるなど県内の全16観測地点中12地点で氷点下を記録し、暦通り冷え込んだ。
その他の地点は、真庭市蒜山上長田氷点下3.7度(平年氷点下2.9度)▽和気町同3.5度(同2.1度)―など。日中は高気圧に覆われて岡山市中心部で最高気温が12.1度(平年9.9度)となったのをはじめ、全域で2月下旬から3月上旬並みまで上がった。
同市北区法界院の半田山植物園ではロウバイが見頃。寒空の下、丸みを帯びた花弁が特徴のマンゲツロウバイが黄色の花を咲かせ、甘い香りを放っている。
岡山地方気象台は「南から暖かい空気が流れ込み、17日ごろまで平年より高い気温が続く」と予報している。