1月8日に山口市・美祢市で「二十歳のつどい」 成人年齢18歳で改称後初開催

▲2022年の山口市成人式の様子

 1月8日(日)に、山口市と美祢市で、それぞれ「二十歳(はたち)のつどい」が行われる。2022年までの呼称は「成人式」だったが、成人年齢を18歳に引き下げる民法の改正が2022年4月1日から施行されたため、両市とも2023年から「二十歳のつどい」に名称が変更された。     

 参加対象は、2002(平成14)年4月2日から2003(平成15)年4月1日までに生まれた人で、山口市は住民基本台帳に登録(2022年11月1日時点)されている2022人(男性984人、女性1038人)が対象。当日は約1300人の参加が見込まれている。美祢市は住民基本台帳に登録(2022年12月23日時点)されている209人(男性114人、女性95人)で、約130人が参加する予定という。なお、住民基本台帳登録外であっても、生年月日の要件を満たす希望者は参加できる。  

    

山口市

 山口市の「二十歳のつどい」は、同市民会館(山口市中央2)で2部制で行われる。第1部が11時(午前10時開場)からで、湯田、吉敷、大歳、陶、鋳銭司、名田島、秋穂二島、嘉川、佐山、小郡、秋穂、阿知須の12地域が対象。午後2時半(1時半開場)からの第2部は、大殿、白石、仁保、小鯖、大内、宮野、平川、徳地、阿東の9地域が対象だ。
 記念式典では国歌静聴、伊藤和貴市長の式辞、入江幸江山口市議会議長による祝辞、山口市ふるさと大使の柔道家・大野将平さん、卓球選手・石川佳純さんからのビデオレター紹介、祝電披露に続いて、新成人を代表して第1部では菅新汰(すがあらた)さん(名田島)、第2部では吉兼隆瑛(よしかねたかあき)さん(大殿)が「二十歳の誓い」を宣言する。
 さらに、式典の前後に次の三つのイベントも開催される。       

①恩師からのメッセージ上映
 開場から式典開始までの1時間、会場となる大ホールのスクリーンに中学3年時の担任から参加者に向けたメッセージが放映される。     

②商店街に記念撮影コーナー
 道場門前商店街のどうもん広場(山口市道場門前2)に山口市菜香亭の人力車、レノファ山口FCのマスコットキャラクター「レノ丸」が登場し、記念撮影をすることができる。時間は人力車が午前11時半から午後4時まで、レノ丸は午前11時45分から、午後1時から、3時15分からの3回で、各回15分程度。    

③デジタルスタンプラリー
 午前10時から午後4時まで、山口市民会館から山口市中心商店街までを対象エリアとしたデジタルスタンプラリーが開催。ARアプリCOCOARを活用したラリーで、五つのポイントを巡ると、抽選で12人に純米酒と地ビールのセット、「道の駅あいお」の特産品詰め合わせなど、山口ゆかりの景品がプレゼントされる。開催日は1月8日限定だが、応募締め切りは11日(水)まで。 

 当日、山口市民会館小ホールでは、市民団体「山口の街並を着物で歩こう会」によって「着くずれお直しコーナー」が設営される。山口市内で呉服店を営むエムラ、近江屋、岡藤呉服店、藤本の4社も協力。振袖や袴の着くずれを無料で直してもらえる。
 2021年、2022年に引き続き、2023年もオンラインでの「参加」ができるよう式典の様子はYouTubeで配信される(アーカイブ配信は1週間程度)。

   

美祢市   

 美祢市の「二十歳のつどい」は、美祢市民会館(美祢市大嶺町東分)で午前10時から式典が始まる。篠田洋司市長の式辞、来賓祝辞に続いて、柳瀬泰雅(やなせたいが)さん(美祢)、中野一輝(なかのかずき)さん(秋芳)、歌田慶上(うただけいじょう)さん(美東)が「二十歳のつどい代表挨拶」をする。10時40分から行われるアトラクションは「サプライズで当日のお楽しみ」と同市。11時半からは記念写真撮影が行われ、終わり次第終了となる。

▲2022年の美祢市成人式の様子

  

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