新型コロナ・広島 きょうも8000人超 知事が3連休の対策 徹底を呼びかけ

広島県内の新型コロナウイルスの状況です。湯崎知事は、あす7日からの3連休で対策の徹底を呼びかけました。

まずは、感染確認の発表です。6日は、広島市で過去最も多い3697人、福山市で1442人、東広島市で578人など、県全体で8085人に上りました。

また、患者11人の死亡も発表されています。

5日に続いて、県内の発表は8000人を超えました。6日の8085人は、県内では過去2番目に多くなっています。

湯崎知事は、医療機関の休診などで年末年始の感染者数は一時的に減少したものの、5日以降、再び増加していると指摘しました。

広島県 湯崎英彦 知事
「今後の病床の利用状況によっては、場合によっては来週のどこかで感染レベルをレベル2からレベル3に引き上げるとともに、医療ひっ迫防止対策強化宣言を発出して県民のみなさまにさらなる協力要請をお願いをせざるを得なくなる」

これらを避けるために7日からの3連休で感染対策の徹底を求めました。

湯崎英彦 知事
「3連休の感染対策につきまして県民のみなさまに緊急メッセージです。日常生活でのさまざまな場面や高齢者などリスクの高い方と会う場合など、基本的な感染対策を今一度、徹底してください」

換気や密の回避、手洗いなどの基本的な感染対策を徹底し、会食でも会話をするときはマスクを着用してほしいと呼びかけました。

7日からの3連休では、各地で「二十歳のつどい」などのイベントも予定されていて、参加する際は主催者が実施する感染対策への協力を求めました。

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