「1月中旬に第7波ピークを超える恐れ」広島・湯崎英彦知事年末年始の対策呼びかけ 新型コロナ

広島県内の新型コロナの感染状況について湯崎知事は、「感染者数の増加スピードは鈍化しているものの増加は継続している」として年末年始の感染対策を呼びかけました。

湯崎英彦知事
「医療非常事態宣言発出後の新規感染者数の推移は増加スピードは若干緩やかになっているが増加は継続している」

28日の会見で湯崎知事はこう述べたうえで、「年末年始は人が増えるため予断を許さない状況」だと指摘しました。

県のシミュレーションでは年末年始の影響で現状の増加スピードが続くと、1月中旬には新規感染者数が第7波のピークを超える恐れがあるとしています。

湯崎知事は年末年始の取り組みとして、▼抗原検査キットの無料配布や▼当番医以外に発熱外来を1日平均45箇所拡充するほか、▼「オンライン診療センター」を開設することなどを説明したうえで、県民に対策を呼びかけました。

湯崎英彦知事
「特に年末年始はそうはいっても人と人の接触が増えるので、感染対策、特に換気、こういったことをしっかりと注意して行っていただきたい」

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