合格祈願のお守りも…受験シーズン到来 正月返上の受験生 広島

お正月が終わりいよいよ受験シーズンの到来です。8日後に迫った大学入学共通テストに向け受験生は最後の追い込み、JR三原駅では恒例となった合格祈願の絵馬の配布も始まりました。

永松雄輔記者「西区の塾にきています。授業が始まる前なんですけど、自習をしている生徒さんがいます」

受験生「不安とか焦りとかいろいろあって本当に押しつぶされそうです。前はスマホをよく触っていたんですけど、違う部屋に置いてスマホを触れないようにして誘惑に負けないようにしています」

今年の志願者の数は51万2581人、去年より1万7786人の減少です。県内で受験する志願者は1万3567人去年より376人の減少です。

5-Days 坂本 かつ彰 エリアマネージャー「ここまで来るとお子さんを信じて温かく見守って、お子さんをサポートとしてもらいたいです」

そんな受験生を応援しようと…寺田琢哉記者「三原駅でまもなく始まる絵馬の配布に多くの人が列を作っています」

JR三原駅に登場したのは名物の「タコ」にちなんだ「らっきー神社」受験生を応援する絵馬の無料配布がはじまりました。

タコの英語「オクトパス」と「置くとパス」との語呂合わせで、願いを書いた絵馬を勉強机などに置いて受験をパスしてほしいと三原市内の神社で合格祈願したものだということです。

娘が中学受験「本人はよくがんばっていると思うので、あとは親が心のよりどころをひとつでもと思って広島市内から取りに来ました」

絵馬の無料配布は先着1万枚ということです。

また、こんなお守りも…花房吾早子記者「こちらの木の葉っぱ、実は受験生にはうれしいあるものとして人気なんです」

広島市植物公園で育てられているヤマコウバシ。落葉の季節になっても枝に付いたままで花が咲き、新芽が出た後新しい葉に入れ替わります。

そこで生まれた合格祈願のお守り「落ちない葉っぱ」。15年前当時の園長が葉の特徴に目をつけ、商品化しました。

広島市植物公園 管理課 大矢祐一郎技師「しっかり試験で結果を残して、また新しい環境で植物が芽を伸ばすように自分の力を発揮してもらいたい」

1枚100円で、なくなるまで販売するということです。

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