横浜のバス運転手 栄養ドリンクや洗口液でアルコール検出され処分

横浜市営バス(資料写真)

 横浜市交通局は6日、呼気から基準値を超えるアルコールが検出された港北営業所のバス運転手(60)を戒告の懲戒処分にしたと発表した。処分は同日付。

 同局によると、運転手は昨年8月11日、始業点呼時の検査で呼気1リットル当たり0.101ミリグラムのアルコールが検出された。運転手は飲酒を否定しており、前日の夜に栄養ドリンクを飲み、当日は歯磨き後にマウスウォッシュを使用したと話している。

 マウスウォッシュや栄養ドリンクにはアルコールを含む物もあり、同局は運転手に対する研修などを通じ、注意喚起をしている。

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