眼窩底骨折のソン・フンミン、フェイスガードに怒り 「ボールが見えない」

ワールドカップ直前に眼窩底骨折を負ったトッテナムの韓国代表FWソン・フンミン。

そのため、顔面をガードするマスクをつけてプレーしているが、先日のクリスタル・パレス戦ではそれを投げ捨てるゴールセレブレーションを披露した。

【動画】もういらねぇ!?ソン・フンミン、フェイスガード投げ捨てシーン

『Evening Standard』によれば、ソンはフェイスマスクについてこう述べたそう。

「マスクなしでプレーしている時とは明らかに違う。

視野はまだ大丈夫だけど、ボールが来る時にイラつくこともある。マスクのせいでボールが見えないからね。

すごく気になるわけではないけれど、ベストとは言えないよ。

アストン・ヴィラ戦では心底腹が立った。受けたボールを突然失ってしまった。見えなかったからね。あれには怒ったよ。

ひとりでやるなら、マスクなしでプレーするさ。

でも、両親や家族、韓国で見ている友人たち、みんなが心配している。また誰かに殴られるリスクもあるしね。

両親からはマスクをすべきとは言われなかった。でも、(ヴィラ戦後に)一緒に食事をした際、『マスクはどう』って聞かれた。明らかに心配していたよ。

フィジオやドクターからも『君が決めることだが、我々はまだマスクをつけることを勧める』と言われた。

手術から7週間しか経っていないので、いまだに危険性は高いからね」

フェイスマスクがプレーに干渉することがあり、それにイラつくこともあるようだ。

そのソンは昨季プレミアリーグで得点王になったが、今季は得点数が減少。それについては「イラつくというのは間違った表現だ。何よりも、チーム、同僚たち、ファンに対して申し訳ない。期待してもらっていたからね」とも話していた。

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