新型コロナウイルス感染症を巡り、相模原市は7日、市内外に住む80代~90代の男女3人の死亡と、10歳未満~90歳以上の男女920人の感染が新たに確認されたと発表した。
市によると、山梨県の80代女性は相模原市内の病院に入院し、昨年12月19日に感染が判明。同28日に死亡した。女性は基礎疾患があり、ワクチンは接種していなかったという。
同市緑区の80代女性は同15日に感染が判明。同日に市内の病院に入院し、同31日に死亡した。女性は基礎疾患があり、ワクチンを4回接種していたという。
東京都の90代男性は市内の病院に入院し、同22日に感染が判明。同31日に死亡した。男性は基礎疾患があり、ワクチンを4回接種していたという。
感染者の年代別の内訳は、20代が145人、30代が143人、40代が134人、50代が104人、10代が102人、10歳未満が87人、70代が82人、60代が67人、80代が45人、90歳以上が11人。
緑区の有料老人ホームで関係者15人、同区のサービス付き高齢者向け住宅で関係者8人の感染が判明し、市はそれぞれクラスター(感染者集団)と認定した。