【新型コロナ】相模原で60~90代の男女2人死亡、388人感染 新たなクラスター5件

相模原市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、相模原市は30日、60~90代の男女2人の死亡と、10歳未満~90歳以上の男女388人が医療機関を受診し、新たに感染が確認されたと発表した。

 市によると、死亡した90代女性は高齢者施設の入所者。7日に陽性が判明し、14日に症状が悪化、同日に亡くなった。女性は基礎疾患があり、ワクチンは3回接種していたという。

 60代男性は22日に陽性が判明し、自宅療養をしていた。25日に市の職員が意識がない状態の男性を発見、その後死亡が確認された。男性は基礎疾患があり、ワクチン接種歴はなかったという。

 感染者の年代別の内訳は、20代が68人で最多。40代が64人、50代が51人、30代が45人、10代が42人、60代が38人、70代が30人、10歳未満25人、80代が15人、90代以上が10人。

 緑区の有料老人ホームで12人、南区の有料老人ホームで7人、同区の通所介護事業所で8人、中央区の有料老人ホームで6人、南区の特別養護老人ホームで7人の感染が新たに判明し、市はクラスター(感染者集団)と認定した。

© 株式会社神奈川新聞社