【東京】沖縄県外ではめったにお目にかかれない宮古島のレア商品もそろえた観光物産展「沖縄マーケットんみゃーち宮古島」(宮古島観光協会主催)が7日、羽田空港第1旅客ターミナルで開かれた。9日まで。メジャーな商品の一方で、地元に愛され、隠れた特産品が展示場にはずらりと並んだ。空港を行き交う観光客らが品定めしていた。
物産展は宮古島市の15事業者が参加した。同観光協会によると、空港での開催は県外では初めてという。
会場には来間島の伝統製法の発酵食「みき」をはじめ、宮古牛のハンバーグや肉味噌、数々の賞にも輝いた島豆腐、宮古上布など工芸品も展示され販売された。
宮古島観光協会の新里宝子さんは「観光土産として定番化した物産の一方で、しっかりした特産品が宮古島にはまだまだある。事業者全体の底上げを図り、観光の閑散期にも宮古島へ訪れてもらう機会にしたい」と物産展開催の意義を述べた。 (斎藤学)