北~東日本の日本海側 大雪に注意

10日(火)は、日本の東の前線を伴った低気圧が発達しながらゆっくりと北東に進みます。一方、華北付近の高気圧が東シナ海に移動し、西日本付近には別の高気圧が顕在化するため、日本付近は一旦強い冬型となりますが、次第に北日本中心となる見込みです。
このため、北~東日本の日本海側では雪が降り、雷を伴う所もあるでしょう。また、風も強まりふぶく所があり、大雪となる所もあるため、交通障害には十分注意をしてください。西日本の日本海側でも明け方頃までは雪や雨が降り、所により雷を伴いますが、次第に晴れ間が広がるでしょう。一方、北~西日本の太平洋側は概ね晴れるものの、東北~関東甲信の山沿いでは所により雪が降る見込みです。南西諸島は晴れ間もありますが、雲の多い天気となるでしょう。

気象予報士・吉田 信雄

画像について:10日午前9時の予想天気図。

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