三菱HCキャピタル<8593>、不動産融資子会社のダイヤモンドアセットファイナンスをキーストーン・パートナースに譲渡

三菱HCキャピタルが本社を置く新丸ビル(東京・丸の内)

三菱HCキャピタルは、不動産融資業務などを手がける子会社のダイヤモンドアセットファイナンス(DAF、東京都千代田区。売上高98億2000万円、営業利益19億円、純資産408億円)の全株式を、SBIホールディングス系列の資産運用会社キーストーン・パートナース(東京都千代田区)に譲渡することを決めた。不動産部門の事業見直しの一環。キーストーンが持つ企業投資の経験・ノウハウの活用や、新生銀行などSBI傘下の金融機関などとの連携を進めることがDAFの成長につながると判断した。譲渡価額は64億円。譲渡予定日は2023年3月1日。

DAFは1987年に設立し、三菱HCが2006年に子会社化した。居住用不動産デベロッパーや投資用マンションのオーナー向けの融資を中心に事業展開している。

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