大学入学共通テスト間近…神社の境内には合格祈願の絵馬ずらり 福井県内、受験生の保護者の姿も

本格的な受験シーズンに入り、境内に並ぶ合格祈願の絵馬=1月9日、福井県福井市毛矢3丁目の藤島神社※写真の一部を加工しています

 大学入学共通テストが1月14、15日に行われるなど受験シーズンが本格化する中、福井県内の神社の境内に合格祈願の絵馬がずらりと掛けられている。

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 南北朝時代の武将新田義貞を祭る藤島神社(福井市毛矢3丁目)は、今年の干支にちなんでウサギを題材にしたり、新田義貞にあやかってかぶとを描いたりした絵馬を用意。9日までに約100個が奉納され、それぞれ「志望校に合格できますように」などの願いが書かれている。

 権禰宜(ごんねぎ)の新田典子さん(42)によると、新型コロナウイルス感染防止のため、近年は混み合う三が日を避けて奉納する傾向があるという。

 息子の大学受験の合格祈願で9日に訪れた福井市の女性は「藤島神社は七五三などでもお世話になっている。力をいただいて、自分を信じて頑張ってほしい」と話した。

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