9日、三次市の養鶏場で鳥インフルエンザの疑いがある事例が確認されました。陽性と判定されれば県内で今シーズン5例目となります。
湯崎英彦知事「今回の非常に大きな農場含めて多数発生しておりまして、非常に危機感を感じているところです」
県によりますと9日、三次市の養鶏場から「死ぬ鶏の数が増えている」と通報があり簡易検査の結果、鳥インフルエンザの陽性が確認されたということです。
遺伝子検査の結果は10日午後以降に判明するということですが、陽性と判定されれば今シーズン県内で5例目の鳥インフルエンザ感染となり、この養鶏場で飼育中の約84万羽を殺処分することになります
今回の処分が決定すると今シーズン県内の養鶏のおよそ16%が処分されることになります。県は防疫対策を徹底するとともに卵の品不足の状況などを調査をする方針です。