テーマは「横浜中華街」善隣門と獅子の大型写真も 横浜市の公式インスタ、写真展開催

横浜ファンが「中華街」をテーマに投稿した作品が並ぶ写真展=横浜市役所

 横浜市の公式インスタグラム(写真共有アプリ)の写真展が5日、同市役所2階で始まった。アプリのユーザーが「#myyokohama」のハッシュタグ(検索目印)を付けて投稿した写真から「横浜中華街」をテーマに選んだ鮮やかな作品が飾られている。

 市は国内外の横浜ファンを増やすことを目的に2016年7月にアカウントを開設。世界中のインスタグラムユーザーが専用のハッシュタグを付けて投稿した横浜の写真や動画から選定し、英文を添えて毎日再投稿してきた。市によると、現在のフォロワーは約10万5千人で、約4分の1がインドネシアやインドなどの海外ユーザーという。

 写真展の第1弾は、雨にぬれた路面に反射する善隣門や、長時間露光により光の軌跡で彩られた中華街の通りなど8作品で構成。中でも目を引くのは、暗闇に浮かび上がる善隣門と獅子の大型写真。縦3メートル、横2メートルの巨大パネルで展示され、獅子を囲み、スマートフォンを向ける人々から活気が伝わってくる。

 写真展は1カ月ごとにテーマを変え、3月24日まで開催。担当者は「横浜の魅力を新たに発見してもらえれば」と来場を呼びかけている。

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