小学生から社会人まで21楽団の音色が彩る「ニューイヤーバンドフェスティバル」 1月21日、3年ぶりに開催

 小学生から社会人まで、山口市内で吹奏楽や管弦楽に取り組む団体が一堂に会し、練習の成果を発表し合う「第25回ニューイヤーバンドフェスティバル2023」が、1月21日(土)午前9時半から午後4時まで、山口市民会館(山口市中央2)で開かれる。主催は、山口市、山口県吹奏楽連盟山口地区、山口市文化振興財団で、入場無料。

▲前回(2020年)の様子

 出演するのは、小学校4校(井関、小郡、小郡南、上郷)、中学校9校(秋穂、阿知須、大内、大殿、小郡、鴻南、平川、宮野、山口大学附属山口)、高校6校(県鴻城、西京、中村女子、山口、山口徳佐、山口農業)、山口ブラスソサエティ、山口大学吹奏楽部の計21団体・約520人だ。

 演奏曲目は、「ラバー・ダック・レース」「明日へ吹く風」「小さな祝典音楽」「『アナと雪の女王』シンフォニック・ハイライト」「カンタベリー・コラール」「アルセナール」「『情熱大陸』メインテーマ」「初心LOVE」「美女と野獣」「新時代(ウタ from ONE PIECE FILM RED)」「ジャンボリミッキー!」など。

 さらに、午後1時からの「午後の部」の冒頭で、「第35回全日本アンサンブルコンテスト中国大会」へ出場する山口大学吹奏楽部が、木管三重奏「ディベルティメント」とサクソフォン四重奏「サクソフォン四重奏曲 Op. 102」を披露する時間が設けられる。

 同コンサートは「市民コンサート」から、吹奏楽・管弦楽部門が独立した形で誕生し、1996年1月に初開催。学生にとっては「新人演奏会」に位置付けられているという。2021年と2022年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止に。今回は、3年ぶりの開催となる。

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