ファジ選手ら「必ずJ1昇格」 2月中旬開幕へ山陽新聞社で抱負

J1昇格に向けて抱負を語るファジアーノ岡山の木山隆之監督(左)ら=山陽新聞社

 サッカーJ2の開幕を前にファジアーノ岡山の木山隆之監督や選手らが10日、岡山市北区柳町の山陽新聞社を訪れ、悲願のJ1昇格に向けた抱負を語った。

 木山監督やDF浜田水輝、MF本山遥の両選手、北川真也社長、服部健二ゼネラルマネジャーらが訪問。松田正己社長は「(全国高校サッカー選手権で優勝した)学芸館高の活躍のようにスポーツは地域に元気を与えてくれる。J1に上がり、岡山を盛り上げてください」と激励した。

 就任1年目の昨シーズン、過去最高の3位に導いた木山監督は「主力の多くが残り、新たに若く力のある選手たちが入った。競い合って成長を続けるチームにしたい」と話した。

 チームは2月中旬にアウェーである磐田との開幕戦を見据え、6日に始動した。昨季は副主将を務めた浜田選手は「お互いのプレースタイルが徐々に分かってきた。昨年以上の結果を残したい」、大卒2年目の本山選手は「(若い)自分たちの世代が勢いをつけ、必ず昇格を果たす」と決意を述べた。

 木山監督らはこの日、岡山県庁に伊原木隆太知事も訪問した。

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