ファジ J1昇格へ再びチャレンジ 新体制発表、イレブンら決意

新体制発表でガッツポーズをつくるファジアーノ岡山の新加入選手ら=岡山市

 サッカーJ2ファジアーノ岡山は7日、岡山市内で新体制を発表した。昨季過去最高の3位と躍進したチームは新たに9選手が加入。2009年のJ2参入から15年目で悲願のJ1昇格へ、イレブンらが決意を語った。

 就任2年目の木山隆之監督や新任の服部健二ゼネラルマネジャー、新加入選手の計11人が会見に臨んだ。木山監督は「昨年届かなかったJ1に、もう1度チャレンジする。全力で頑張っていきたい」とあいさつ。選手一人一人が抱負を述べ、J1G大阪から入団したU―19(19歳以下)日本代表のFW坂本一彩(いさ)は「J2優勝の力になる。2桁(ゴール)は必ず取りたい」と話した。

 今季着用する新ユニホームがお披露目され、既存の選手がモデルとして登壇。昨季主将のGK金山隼樹は「昨シーズンはたくさんの方の支えを感じた。今季も覚悟を持って戦う」と意気込んだ。北川真也社長は運営方針を説明し、1試合平均のホーム入場者数を新型コロナウイルス流行前の19年(9444人)の水準に回復させる目標を示した。

 チームは6日、非公開で練習を開始。2月18日か19日にアウェーでぶつかる磐田との開幕戦に向け、調整を進めていく。

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