卓球国際大会V 岡山知事に報告 山陽学園の鈴木さん、面手さん

伊原木知事に快挙を報告した鈴木さん(右)と面手さん

 昨年9月にラオスで行われた卓球のアジアジュニア・カデット選手権でいずれも優勝した山陽学園高1年の鈴木美咲さん(16)、山陽学園中3年の面手(めんで)凛さん(15)が10日、岡山県庁に伊原木隆太知事を訪ね、快挙を報告した。

 鈴木さんは19歳以下女子ダブルスに大阪府の選手と組んで出場。決勝で台湾ペアにストレート勝ちを収め、栄冠を手にした。面手さんは15歳以下女子団体でチームの優勝に貢献。15歳以下のシングルスでも準優勝を果たした。

 2人は卓球部顧問の教員らと訪問。鈴木さんは「周りのサポートのおかげ。夏のインターハイ(全国高校総体)予選に向け、日々の練習を頑張って結果を出す」と話し、面手さんは「同世代のトップ選手と多く対戦し、成長することができた。今後、世界のトップに立ちたい」と述べた。

 伊原木知事は「世界の舞台での活躍は素晴らしい。さらに切磋琢磨(せっさたくま)し、日本を代表する選手になってほしい」と激励した。

© 株式会社山陽新聞社