マカオ、医薬品の持ち出しを規制

マカオ薬物監督管理局は1月7日、出境時の医薬品の持ち出しを規制を発表した。同日の香港メディアによると、マカオは8日から特定の新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行対策の医薬品・用品を個人使用または消費貨物の名義で一定量を越えて携帯して出境することを禁止する。制限されるのは鎮痛解熱剤、複方感冒薬、咳止め薬、快速抗原検査キットの4種類で、携帯できるのは5箱までとなる。マカオ当局は、新型コロナ流行対策の医薬品・用品の供給ひっ迫状況はある程度緩和されたものの、マカオ住民の需要が依然として維持されていることや、近隣地域で医薬品の供給がひっ迫している状況を考慮したと説明した。

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