【10日】長崎県内1071人コロナ感染、4人死亡 前週の同一曜日より105人減

新型コロナウイルス感染者の入院状況(9日午後7時現在)

 長崎県は10日、県内で新たに1071人の新型コロナウイルス感染者を確認し、4人が死亡したと発表した。前週の同一曜日より105人減った。病床使用率は9日午後7時時点で57.1%。
 死亡したのは70代の男性1人、80代の男女各1人、90歳以上の女性1人。クラスター(感染者集団)は長崎市の民間高齢者福祉施設で起き、24人(利用者16、職員8)の陽性が判明した。
 年代別は20代が186人で最多。▽50代167人▽40代163人▽30代146人▽10代131人▽10歳未満81人▽60代79人▽80代44人▽70代と90歳以上が各37人-と続いた。重症化リスクが高いとされる60代以上は197人だった。
 県が10日に公表したゲノム(全遺伝情報)解析状況によると、昨年12月18~24日に検体を採取した22人はいずれもオミクロン株の派生型。内訳はBA・5が15人、BQ・1系統が6人、BA2.75が1人だった。


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