宮城・女川原発の敷地内で男性作業員がダンプカーにひかれて死亡

10日、宮城県にある女川原子力発電所の敷地内で、70代の作業員がダンプカーにひかれ死亡する事故がありました。

警察によりますと10日午後4時45分ごろ、女川原発の敷地内にある道路の交差点で、左折しようとしたダンプカーに歩行中の作業員がひかれました。

この事故で、女川町鷲神浜に住む協力会社社員、木村利明さん(71)が胸などを強く打ち石巻市内の病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。

ダンプカーを運転していた41歳の男性にけがはありませんでした。

警察によりますと、ダンプカーの運転手は作業を終え日報を事務所に届ける途中で「人をひいたことに気付かなかった」と話しているということです。

警察が事故原因を調べています。

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