広島県で鳥インフルエンザ5例目 約84万羽を殺処分へ

9日、広島県三次市の養鶏場で確認された鳥インフルエンザの疑いがある事例について、遺伝子検査の結果、県内5例目と確定しました。殺処分や移動制限などが始まっています。

広島県によりますと、9日、三次市三和町の養鶏場から「ニワトリの死亡数が増えている」と通報を受けました。検体を採取し検査したところ、10日夜「H5亜型」の遺伝子を確認したということです。

この養鶏場では、陸上自衛隊海田市駐屯地の派遣を受け飼育中の約83万5千羽について、殺処分が始まりました。

周辺の養鶏場のニワトリや卵に対しては、3キロ圏内で移動を制限し、10キロ圏内で搬出を制限しています。

また、車の消毒は引き続き三次市・世羅町・東広島市のあわせて6カ所で24時間態勢で行われています。

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