周防大島沖の海自護衛艦事故 右側スクリューに損傷確認 山口県

山口県の周防大島沖で,護衛艦「いなづま」が航行不能になった事故で、船体の調査の結果、右のスクリューに損傷があることがわかりました。

現場では、11日午前7時ごろから海上保安庁の巡視船など3隻が油の流出がないか警戒していました。

今のところ10日確認されたような油の流出は認められず、漁業への被害も見られないということです。

一方、海上自衛隊呉地方総監部は、11日潜水士を現場に派遣し海に潜って調査しました。その結果、右のスクリューに損傷があることがわかりました。船体に穴が開いたという情報はないということです。

11日も現場から護衛艦を動かすまでには至らず、12日も引き続き調査が進められる予定です。

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