新型コロナウイルス感染症を巡り川崎市は12日、市内の80代と90代の男性2人の死亡と、市内外に住む10歳未満~90歳以上の男女1640人の感染が新たに確認されたと発表した。
市によると、多摩区の90代男性は、市内の医療機関に入院中、9日に陽性が判明し、10日に死亡した。男性は基礎疾患があり、ワクチン接種歴は不明という。
麻生区の80代男性は、市内の医療機関に入院中、9日に陽性が判明して11日に亡くなった。男性は基礎疾患があり、ワクチンを4回接種していたという。
感染者の年代別の内訳は、20代が288人で最多。30代が278人、40代が236人、50代が230人、10歳未満が138人、60代が137人、10代が124人、70代が115人、80代が62人、90歳以上が32人。
麻生区の高齢者向けグループホームで10人、同区の有料老人ホームで49人、中原区の有料老人ホームで15人、幸区の有料老人ホームで15人の感染が判明し、市はそれぞれクラスター(感染者集団)と認定した。