宮城労働局 約500人分の個人情報が流出 これまでのところ被害は無し

宮城労働局は、約500人分の個人情報が流出したと発表しました。これまでのところ、被害の報告は入っていないということです。

宮城労働局によりますと5日、仙台市内の公園に「宮城労働局」と書かれた書類のファイルが落ちていたと通行人から連絡があったということです。

書類には、2014年度に相談のあった約500人分の氏名や勤務先、住所、相談内容などが記載されていました。

この書類は保存期限が過ぎ廃棄へ向けて準備していたもので、書類の状態から業者に渡す前に庁内で盗まれた可能性が高いということです。

これまでのところ、情報流出による被害は確認されていません。

宮城労働局では、2022年5月にも約400人分の個人情報が記載された書類のファイルが公園内で見つかっています。

この書類も廃棄に向けて準備をしていたもので、今回と同じように庁内から盗まれたものとみられています。

警察は、いずれの事案についても窃盗事件として捜査を進めています。

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