世界的巨匠、新作『メガロポリス』撮影現場の混乱説を否定「映像は望んでいた通りに」

『ゴッドファーザー』などで知られるフランシス・フォード・コッポラ監督(83 が、新作『メガロポリス』の撮影現場が混乱状態にあるという報道を否定した。スタッフの入れ替わりが激しく製作費が膨れ上がって「全くの狂気」のような状態になっているという情報を認めず、スタッフ雇用に関する問題はあるものの、撮影は順調に進んでいるとした。

コッポラ監督はデッドラインにこう話している。「これほどキャストに満足している映画を作ったことはないですよ」「見た感じにとても満足していますし、スケジュール通りに進んでいます。これら(混乱状態)の報道は、出どころを明らかにしていません。そんな人たちには、まあ、少し待ってて下さい、と言っておきましょうか。なぜならこれは美しい映画で、主にキャストが非常に素晴らしいですから」

金融危機に見舞われた後、ニューヨークの再建を目指す建築家の姿を描いた今回のSF作には、アダム・ドライバー、オーブリー・プラザ、ダスティン・ホフマンらがキャスト陣に名を連ねている。

監督は「慣例にとらわれないものを自ら探しに行き、隠れた解決策を見つけるといった非常に努力家のキャストとの仕事をこれほど楽しんだことはないですね。こういう俳優達との仕事はワクワクするものですし、映像は私が望んでいた通りのものになっています」とキャスト陣を称賛した。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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