![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/986444207416213504/origin_1.jpg)
長崎市松山町付近の浦上川に、カモの仲間ホシハジロの群れが飛来した。市街地の川面でのんびりする姿が、今冬も市民を和ませている。
ホシハジロは夏にシベリアなどの大陸で繁殖し、冬に日本各地の水辺に飛来する。体長45センチ前後。オスは頭部が赤褐色、胸部が黒、腹部や翼が灰白色という3色の目立つ色彩をしている。メスは全体的に地味な茶色だ。
浦上川に飛来するホシハジロは毎年1月中旬、10羽ほどに達する。なぜかほとんどがオス。突然水中に潜って姿を消し、離れたところからぷかりと浮き上がったり、体を伸ばして大きく羽ばたいたり、羽の中に首を突っ込んで居眠りしたり。渡り鳥らしい自由気ままな振る舞いを見せている。
北へ旅立つ3月ごろまで、付近を散策する市民の目を楽しませそうだ。