子どもたちが「とんど焼き」を体験 広島・福山市の幼稚園

13日、広島・福山市の幼稚園で子どもたちが「とんど焼き」を体験しました。

福山市にある「福山りじょう幼稚園」です。とんど焼きには園児150人が参加しました。

家から持ち寄ったしめ飾りや園で書いた書き初めを入れたとんどに、うさぎ年生まれの先生が火をつけると、瞬く間に大きく燃え上がりました。

こちらの幼稚園では、「古くから伝わる日本の伝統行事を体験して思い出にしてほしい」と、およそ20年前から毎年、この時期にとんど焼きをしています。

「とんどの煙を頭に浴びると頭がよくなり、足に浴びると足が早くなる」と教えていて、園児たちはそれぞれ良くしたい場所に煙をこすりつけていました。

火がおさまったあと、園児たちは、自分たちでついたもちを残り火で焼いて、満足そうに食べていました。

園児たち
「(煙を)肌にスリスリしてた」

― どうして?
「ツルツルになるから」

「おもちを自分で焼いたところが楽しかった。」

― 上手に焼けた?
「もう、とけてた。でも、おいしかった」

© 株式会社中国放送