新型コロナとインフルエンザ…”ダブル流行”が現実味を帯びた受験シーズンに受験生を応援する動きがでています。
安村恵美記者「普段は貸切で使うこちらの大きな車。受験シーズンでは受験生を運ぶタクシーになるんです」
広島市内のタクシー会社が濃厚接触者となった受験生を試験会場まで送迎するサービスを始めました。
対象となるのは、ＰＣＲ検査で陰性となり受験当日も無症状である受験生です。
文部科学省は５日、濃厚接触者が受験する場合、条件付きで試験会場までのタクシー利用を認めると発表。全国のタクシー事業者に配車協力を要請しました。
つばめ交通では営業区域の制限はなく、２時間で１万５千円から貸切で利用することができます。
安村記者「車内では運転席との間にビニールシートが張られており、しっかりと感染対策がされています」
さらに、空気圧により後方の空気が前方に循環することを防ぐといった工夫も。
つばめ交通企画室 山内康平室長「「受験生たちの努力が実るように支援をしたいと思います。未来の可能性に向かってがんばってください」
このサービスは前日までの事前予約が必要で、受験シーズンとなる３月中旬ごろまで行われる予定です。
