大学入学共通テスト1日目は2023年1月14日、全国一斉に行われた。大手予備校河合塾による各教科科目の問題分析を速報する。英語リーディングの分析は以下の通り。
英語リーディングの分析
昨年の本試験と比べ、大問数、大問毎の配点に変化はなく、総語数もほぼ同じであったが、マーク数が第6問Bで一つ増え、全体で49になった。第6問Bが本文の内容とスライドの順番が同じではないため、やや難だったことを除けば、全体の難易度は昨年とほぼ同じだった。
本文のタイプは、第1問Aが料理本から劇の鑑賞の案内に、第2問Aが図書館の案内から靴の広告に、第5問が伝記から物語文にそれぞれ変わった。第3問Aのイラストを選ぶ問題は新傾向。なお、第6問Bで一昨年の第5問で見られたプレゼン用のスライドを完成する問題が出題され、また、センター試験で長く出題されていた物語文が、第5問で復活した。したがって、今後は昨年の問題だけでなく、センター試験も含めて過去問を解く練習が必要だろう。
2023年の難易度は「昨年並み」
第6問Bは昨年と比べてやや難化したが、それ以外は昨年並み。
⇒【難易度・過去平均点】2023年の難易度は…全科目一覧
出題傾向の分析
「様々なテクストから概要や要点を把握する力や必要とする情報を読み取る力等を問うことをねらいとする」という、大学入試センターの作成方針に沿って様々なタイプの問題が出題された。またイギリス英語の表現やつづりが今年も本文中に見られた。
出題分量
問題本文・図・設問・選択肢すべて含めて6116語で、ほぼ昨年並み。本文では第3問が減少し、第5問が増加した。
2023年度入試の予想平均点は?
大手予備校河合塾による予想平均点は、5教科7科目で文系型が543点、理系型555点だった。
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英語リーディングの問題・解答
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各教科科目の分析
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