冨安の同僚アーセナルGK、トッテナムファンが蹴る蛮行…警察が捜査開始

プレミアリーグ第20節、トッテナム対アーセナルのノースロンドンダービーが当地で行われた。

試合はウーゴ・ロリスのオウンゴールとマルティン・ウーデゴールのミドルシュートで0-2でアウェイのアーセナルが勝利している。

試合後にはアーセナルGKアーロン・ランズデイルとスパーズFWリシャルリソンらのいさかいが勃発。その直後、ランズデイルはスパーズファンから蹴られるシーンもあった。

試合後、ランズデイル本人や両チームの指揮官はこの件についてこのように話していた。

アーロン・ランズデイル(アーセナルGK)

「試合中ずっとスパーズファンが何かしていたので、そのお返しをした。

何人かはよく受け取ってくれたし、スポーツマンシップに則ったものだった。

その後、何者かが飛び込んで、背中を蹴られた。単なるサッカーの試合なのに残念だね。

両チームの選手たちが自分を連れ出そうとしたけれど、幸いにもさほど劇的なことは起きなかった。

不愉快だけど、ロッカールームに戻ったら楽しめるはずさ」

マルティン・ウーデゴール(アーセナルMF)

「聞いた話では、観客席でファンが彼を蹴ったらしい。

もう一度見なければいけない。サッカーのピッチでこういうことが起きるのは残念だ」

エリック・ダイヤー(トッテナムDF)

「自分は見ていないが、容認はできない。起きてはならないことだ。それ以上は言えない」

ミケル・アルテタ(アーセナル監督)

「彼は大丈夫、大丈夫だ」

アントニオ・コンテ(トッテナム監督)

「見てはいない。大きな混乱があったことだけは見た。もしあったとすれば、いいことではない。

常に相手と選手をリスペクトしなければいけない。気に入らないね」

また、FA、プレミアリーグ、スパーズもこの事件を非難する声明を発表。元スパーズのジェイミー・レドナップも「スパーズファンの許しがたい行為だ。あいつはスタジアムに入ることを許されるべきではない。常軌を逸している」と断罪している。

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ロンドン警視庁もすでに捜査を始めたとの声明を出した。

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