コンビニ大手ローソン(東京都品川区)は17日から順次、県産イチゴ「とちおとめ」を使用したデザートやベーカリー計5品を発売する。同社の友永伸宏(ともながのぶひろ)関東商品部長らが16日、県庁に福田富一(ふくだとみかず)知事を表敬訪問し、新商品を紹介した。
同社は県と包括連携協定を締結し、毎年県産イチゴを使用した商品を販売している。
今回商品化したのは、17日発売の「クリームドーナツ」(138円)、24日発売の「いちごシフォンケーキ」(189円)、31日発売の「いちごシナモンロール」(156円)と「濃いめのむしケーキ」(138円)、2月28日発売の「UCツインシュー」(167円)。生地やクリームなどにとちおとめを使用した。関東甲信越の約4800店で、発売から約1カ月間を目安に販売する。
ドーナツなどを試食した福田知事は「クリームの甘さとイチゴの酸味がマッチし、もう一つ食べたくなる」と太鼓判を押した。友永部長は「県産イチゴは色鮮やかでスイーツが映え、味の評価も高い。『とちあいか』も供給が可能であればぜひ活用したい」と意欲を見せた。