先のアクセルKKRからの資金調達により新市場への進出と最高の人材の採用が加速
アトランタ--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- 金融不正防止のための顧客・決済認証ソリューションの世界的リーダー企業であるエンターセクトは本日、アキュマティカの元最高経営責任者（CEO）でマイクロソフトの幹部も務めたジョン・ロスキルを北米における業務拡大の一環として取締役に任命したと発表しました。2021年後半にエンターセクトは、経営幹部の採用、新ブランドの立ち上げ、この地域への進出の加速を目的に、技術に特化したプライベート・エクイティ企業であるアクセルKKRから多額の資金を調達しました。
ジョン・ロスキルがエンターセクトの取締役に就任
マイクロソフトの元コーポレート・バイスプレジデントで、アキュマティカのCEOを務めた経験のあるロスキルは、エンターセクトが世界的な事業拡大の一環として北米市場への高度な顧客および決済認証ソリューションの導入を継続する中、経営幹部および顧問としての数十年にわたる経験をエンターセクトの取締役会で生かすことになります。ロスキルは、クラウド型ERPプロバイダーのアキュマティカに8年間在籍した後、現在はEQTパートナーズのシニアアドバイザーを務めています。
エンターセクトのシャルク・ノルテCEOは、次のように述べています。「ロスキルは、極めて重要な時期に当社取締役に就任します。エンターセクトは、特に北米における成長と拡大の転換点にあります。グローバルな市場進出戦略におけるロスキルの豊富な経験は、当社に非常に大きな価値をもたらします。」
ロスキルは、次のように述べています。「エンターセクトは膨大な機会に直面しており、その成長において重要な時期に同社に加わることを大変うれしく思います。実証された特許取得済みの技術、優れたリーダーシップ、強力な世界的な顧客基盤、確固とした財務力を有するエンターセクトが金融不正防止における世界的なリーダーとしての地位を確立する次の段階に関わることを楽しみにしています。」
強気の成長戦略を推進するための経営陣の強化
加えて、エンターセクトは北米におけるContext Aware™認証のマーケティングの支援と加速を目的に、経営陣に新たな人材を加えました。主要な採用者は、最高収益責任者のマット・ルース、最高製品責任者のプラディープ・サンパト、最高マーケティング責任者のフランク・モレノなどです。
新経営陣は、以下の通り金融サービス業界において強力なリーダーシップを発揮してきた経験を有しています：
- ルースは、フィフス・サード・バンク、マスターカードといった企業で20年以上にわたり幹部職を経験
- サンパトは、ID.me、GXSといった企業で25年にわたってSaaS、モバイル、APIベースの製品を拡大してきた実績を誇る
- モレノは、ボトムライン、データウォッチといった企業で20年以上にわたり上級マーケティング責任者などを務めた経験を有する
世界的な成長イネーブラーとしての新たな戦略的提携
現在、戦略的技術企業との数多くの新たな統合および提携が進められています。直近では、エンターセクトの生体認証技術がQ2のデジタル・バンキング・プラットフォームに統合されました。Q2は、銀行業務と貸出業務のためのデジタル変革ソリューションの有力企業です。これらの提携により、統合前処理の支援を通じて銀行は迅速かつ容易にエンターセクトの最先端の認証技術を導入することができます。
セキュリティー強化需要に照準
北米の不正対策意思決定者300人を対象とした最近のフォレスター・サーベイによると、すべての回答者が過去1年間に認証不正を経験したと答えています。ノルテは、次のように結論付けています。「アクセルKKRからの投資により、大きな市場機会とエンターセクトの著名なクラウド・ファーストのグローバルな認証ソリューションに対する需要に対応することができます。当社は、この分野における新規市場への進出と拡大を目指す当社の事業ビジョンを加速する上で極めて重要な役割を果たす強力な経営陣を整えています。」
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