労組書記長が組合費横領で懲戒免職 広島市社会福祉協議会

広島市社会福祉協議会の労働組合で書記長だった職員が、組合費336万円あまりを横領したとして懲戒免職となりました。

広島市社会福祉協議会が16日付で懲戒免職としたのは、佐伯区事務所の主任だった職員(49)です。労働組合で書記長だった2019年から約3年3カ月のあいだ、組合費あわせて336万円余りを横領していました。

組合費の銀行口座を管理する立場で、23回にわたり現金を引き出し投資や競馬、飲食などに使ったということです。

広島市社会福祉協議会の調査に対し「将来に不安があり投資で生活費に余裕を持たせたかった」と話しています。

先月末、労働組合に全額返済されたため警察に被害届は出さない方針です。

© 広島ホームテレビ