浜松市で死んだ野鳥から鳥インフルエンザ陽性反応 高病原性か遺伝子検査へ=静岡

静岡県浜松市で猛禽類の一種「ノスリ」1羽が死んでいるのが1月16日に見つかり、鳥インフルエンザの簡易検査で陽性反応が確認されました。

静岡県によりますと1月16日、静岡県浜松市中区の住宅の敷地内で猛禽類の一種「ノスリ」1羽が死んでいるのが見つかりました。県が簡易検査を行ったところ、鳥インフルエンザの陽性反応が確認されたということです。

環境省が今後、遺伝子検査を行いますが、結果の判明には7日程度かかる見込みで、高病原性鳥インフルエンザが確認されれば県内で5例目、浜松市内で4例目となります。

発見場所付近には養鶏場が2か所ありますが、いずれも異常は確認されていないということです。

県はノスリの死がいが発見された場所から半径10kmを「野鳥監視重点区域」に指定しパトロールを行うとしていて、死んだ野鳥を見つけた際にはむやみに触らず、近くの農林事務所や自治体の担当課に連絡してほしいと呼びかけています。

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