韓国国民の企業とマスコミに対する信頼度が全世界２８カ国のうち、最下位を記録するなど、不信感が目立った。日本はどうだろうか？
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１６日（現地時間）、国際コンサルティング企業のエデルマンは、昨年１１月１～２８日間にオンラインを通じて２８カ国合計３万２０００人を対象に実施したアンケート調査の結果、市民たちの信頼度は平均して企業に対して６２％と最も高く、次いで市民団体（５９％）、政府（５１％）、メディア（５０％）の順で信頼度に差があったことを明らかにした。
調査対象国のうち南アフリカ共和国が企業信頼度（６２％）と政府信頼度（２２％）の格差が最も大きかった。これとは異なり、フランスと中国、サウジアラビアなどは政府を企業より信頼する傾向が高かった。ちなみに各国回答者の信頼度区分は、「信頼できない」（１～４９％）、「中立」（５０～５９％）、「信頼できる」（６０～１００％）の三つで区分されている。
韓国の調査結果は世界と比べて強い特徴が現れている。韓国国民の信頼度は企業に対して３８％、政府に対して３４％、メディアに対して２７％となっており、いずれも「信頼できない」という調査結果となった。
エデルマンの当該レポートキャプション/2023 Edelman Trust Barometer
このうち企業に対する信頼度は２８カ国中最下位となっており、同じように「信頼できない」という結果になったスペイン（４９％）や日本（４７％）に比べても著しく低かった。
メディアに対する信頼度（２７％）もやはり２８カ国中最下位となっており、同じく「信頼できない」という結果が出たイギリス（３７％＝２６番目）、日本（３４％＝２７番目）に比べても著しく低い。 政府の信頼度についても韓国より低いのはアルゼンチン（２０％）、南アフリカ共和国（２２％）、日本（３３％）の３カ国のみだった。
一方、日本国民は、企業に対する信頼度が４７％、政府に対する信頼度が３３％、メディアに対する信頼度が３４％となっており、政府以外は韓国よりも信頼度がわずかに高かったが、２８カ国中では下位に位置した。
「５年後、私たちの家族の生活がより良くなるだろう」と予測した全世界回答者は昨年５０％から４０％に１０％ポイント急落した。日本が９％で調査対象国の中で最も悲観的だった。 フランス（１２％）、ドイツ（１５％）、イタリア（１８％）、オランダ（１９％）が続いており、韓国はカナダと同じ２８％だった。
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