【17日】新たに1907人コロナ感染 長崎県内死者累計500人

新型コロナウイルス感染者の入院状況(16日午後7時現在)

 長崎県は17日、県内で新たに1907人の新型コロナウイルス感染者を確認し、5人が死亡したと発表した。県内の感染者の死亡は2020年4月に初めて確認されて以降、累計500人となった。
 公表日の集計で20年に4人、21年に69人、22年に351人が亡くなった。流行第8波の中で迎えた23年は死亡が相次いでおり、17日までに76人が確認されている。
 17日に死亡が公表された5人はいずれも女性で70代と90歳以上が各1人、80代が3人。クラスター(感染者集団)は3件。長崎署で警察官18人、壱岐市の保育園で12人(園児7、職員5)、長崎市の医療機関で11人(医療従事者7、患者4)が陽性となった。
 年代別は10歳未満が297人で最多。▽40代268人▽10代255人▽50代238人▽30代219人▽60代191人▽20代170人▽70代142人▽80代75人▽90歳以上52人-と続いた。
 15日時点の県内のワクチン接種率は1回目82.3%、2回目81.2%、3回目71.1%、4回目49.4%。3回目以降のうちオミクロン株対応は40.5%。


© 株式会社長崎新聞社