一時的に弱まる西高東低の冬型の気圧配置

寒気の南下をもたらしている「西高東低の冬型の気圧配置」は次第に弱まっており、日本海側は雪や雨の降る所が多いものの、雪や雨の範囲が次第に狭まっています。太平洋側は晴れる所が多く、関東から西では、日射によって寒さが和らいできました。
しかし、冬型の気圧配置の弱まりは一時的で、週末頃には再度冬型の気圧配置が強まる見込みですので、北日本の日本海側を中心に広く暴風雪や大雪に警戒が必要です。また、週明けは低気圧が発達しながら西・東日本の太平洋沿岸を東進し、太平洋側でも雪の降る所があるみこみで、その後は強い冬型の気圧配置になって今冬一番の冷え込みになる可能性があります。

気象予報士・饒村 曜

画像について:18日午後9時の予想天気図。

© 株式会社ウェザーマップ