台湾当局「韓国の辛ラーメンから発癌物質が検出...1千箱廃棄」 日本産苺からも農薬検出

台湾に輸入された韓国の辛ラーメンから農薬成分が検出されたと台湾電報など台湾メディアが18日報道した。

農心超進化辛碗麵驗出致癌物!1128公斤遭銷毀

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報道によると、台湾当局(台湾衛生福祉部食品薬物管理処・TFDA)は前日、外国から輸入した食品通関検査で不合格となった製品10件を公開し、このように明らかにした。

TFDAは「辛ラーメンブラック豆腐キムチどんぶり」に対する残留農薬検査の結果、発がん物質「エチレンオキシド」(EO)0.075mg/kgがスープから検出されたと説明した。

韓國出口「NONGSHIM農心超進化辛碗麵(豆腐泡菜味)(NONGSHIM SHIN RAMYUN BLACK BOWL (TOFU KIMCHI))」檢出農藥殘留含量不符規定
https://www.fda.gov.tw/UnsafeFood/UnsafeFoodContent.aspx?id=3169

辛ラーメン ブラックどんぶり 豆腐キムチ/農心

続いて、台湾食品安全衛生管理法の第15条による残留農薬許容量基準に適合しないため、規定に従い、1千箱・1千128kgを全数搬送や廃棄すると伝えた。

エチレンオキシドは世界保健機構(WHO)傘下の国際がん研究所(IARC)が人体に発がん性が確認された物質として分類し、米国毒性物質管理プログラム上「K等級」として「人体発がん源として知られる物質」である。

TFDA北区管理センターは昨年から前日までにエチレンオキシドが検出されたラーメン商品が韓国3件、日本7件、インドネシア13件、フィリピン2件、ベトナム7件など32件に達すると明らかにした。

その際、該当企業に対する標本検査率を2~5%から20~50%に高める予定であると付け加えた。

一方、TFDAは日本から輸入した新鮮イチゴの二製品でも、フロニカミドが農薬残留許容量基準(0.01ppm)を超える0.14ppmと0.27ppmがそれぞれ検出され、食品安全衛生管理法の規定により搬送または廃棄処分すると明らかにしている。

日本出口「TAITO COMMERCIAL CO .,LTD.草莓(FRESH STRAWBERRY)」檢出農藥殘留含量不符規定
https://www.fda.gov.tw/UnsafeFood/UnsafeFoodContent.aspx?id=3164

日本出口「鮮草莓(FRESH STRAWBERRY)」檢出農藥殘留含量不符規定
https://www.fda.gov.tw/UnsafeFood/UnsafeFoodContent.aspx?id=3163

以上、コリアエコノミクス編集部

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