ウィリアム皇太子 若者と笑顔でパスタ作り ヘンリー王子の回顧録“騒動”には無言のまま

ウィリアム皇太子(40)が若者たちと一緒にパスタを作った。英バークシャー州スラウにあるボランティアグループ「トゥギャザー・アズ・ワン」に招待されたもの。

王位継承順位第1位の未来の国王が、予算に配慮した食事を若者らと用意しながら笑う姿も見られた。同団体は若者のギャングによる暴力が原因で、スラウを「特徴づけていた緊張を解く」ため1998年に設立された。

一方、皇太子の弟であるヘンリー王子の回顧録『スペア』に書かれたメーガン妃についての発言を巡ってのウィリアム皇太子との身体的な争いや複数の上級王族に対する批判について、王族たちは口を閉ざしたままで、ウィリアム皇太子もそれを固辞している。

現在、ヘンリー王子は家族らに妻メーガン妃への謝罪を望んでいる。回顧録から兄ウィリアム皇太子と父チャールズ国王についての特定の事柄を除外することを意識的に決めたとも明かしてもいた。兄や父を許したい一方、起こったことの責任を認めて欲しいとしてヘンリー王子はこう語っていた。

「今私が入れたいくつかの内容について批判があることでしょう、彼らは絶対に私を許さないかもしれない」「しかし私はあなたたちがした全てのことを許したいと思っています。更に私と膝を交えきちんと向き合って欲しい。彼は誇大妄想だなどという代わりに、面と向かって座って話をしたい。私が求めているのは説明責任、そして妻への謝罪です」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

© 株式会社神戸新聞社