異例の二刀流2年目でさらなる活躍が期待されるティモンディ・高岸宏行

野球の独立リーグ「ルートインBCリーグ」の「栃木ゴールデンブレーブス」が18日、お笑いコンビ・ティモンディの高岸宏行と2023年シーズンも選手契約を更新したことを発表した。

発表を受け高岸は、「2023年シーズンも栃木ゴールデンブレーブスのみんなと一緒にシーズンを挑ませていただくことになりました!しっかりとボールにエールの気持ちを込めて勇気を与えられるプレーをしていきたいとおもいます!みんなならやればできる!」とコメントしている。

高岸は愛媛県の野球強豪校である済美高校出身で、150キロ近い速球が武器の右腕。昨年6月にトライアウトを受け、同7月に入団。8月の初登板には多くの報道陣が取材に駆けつけるなど注目を集めていたが、芸能人とプロ野球選手という異例の二刀流で注目を集めていた。

「昨シーズンは芸能活動が多忙だったこともあり、わずか3試合3回3分の2の登板で防御率は4.91。正直、あまり戦力にはならなかったが話題性と宣伝効果は抜群。再契約となったからには、シーズンオフにしっかり体を仕上げて今シーズンの開幕から投げる事ができる状態に仕上げてくるだろう。球が動いて打ちづらく、元プロ野球選手でも詰まっていたので、短いイニングのリリーフが適任だと思われるし、終盤で高岸が出るまで観客も残ってくれる」(スポーツ紙記者)

昨年は芸人としてのみならず、NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で俳優デビューを果たし、今月3日にNHKで放送された時代劇ドラマ「いちげき」にも出演を果たした。

昨年10月には、もともと自身のファンだったことがきっかけで交際をスタートさせた女優の沢井美優と結婚した。

公私とも充実しているだけに、一度はあきらめたものの夢がかなったプロ野球選手としても、チームの十分な戦力になるような活躍をみせてほしいものだ。

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