【新型コロナ】神奈川県所管域で10人死亡 新たなクラスター6件

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県は19日、県所管域で10人の死亡と、県内で5634人の感染が新たに確認されたと発表した。前週の同じ曜日から3703人減った。

 医療機関を受診して保健所に報告された感染者が4427人で、検査キットなどの自己検査で陽性を確認して県の陽性者登録窓口に登録したのが1207人だった。

 亡くなった10人のうち、南足柄市の90代女性と60代男性は同じ高齢者福祉施設の入所者。女性は昨年12月28日に陽性が判明し、今月12日に亡くなった。男性は12月31日に陽性が判明し、今月6日に亡くなった。

 厚木市の80代男性は今月1日に陽性が判明し、同5日に亡くなった。

 開成町の80代女性はクラスター(感染者集団)が発生した病院の入院患者で、今月4日に陽性が判明し、同8日に亡くなった。平塚市の80代男性はクラスターが発生した高齢者福祉施設の入所者で、今月6日に陽性が判明し、同10日に亡くなった。

 海老名市の80代男性と90代女性はクラスターが発生した病院の入院患者。男性は今月13日に陽性が判明し、同16日に死亡。女性は今月4日に陽性が判明し、同15日に亡くなった。

 平塚市の90代女性は今月1日に陽性が判明し、同8日に死亡。同市の別の90代女性は今月2日に陽性が判明し、同10日に亡くなった。

 山北町の80代男性は今月7日に陽性が判明し、同13日に亡くなった。

 新たなクラスターは6施設で確認された。

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