もしもの時に…帰宅支援マップや携帯トイレも ルミネ横浜で防災品フェア

ルミネ横浜で開かれている防災グッズフェア

 阪神大震災を契機に「防災とボランティアの日」に制定されている17日に合わせた防災グッズフェアが、ルミネ横浜(横浜市西区)で開かれている。災害時にストレスを感じず無理のない生活ができるような備えを意識したグッズや書籍が並んでいる。22日まで。

 ルミネ横浜地下2階イベントスペースには、災害を経験した人が実際に必要だと感じた対策を紹介する書籍や帰宅支援マップ、長期保存可能なウエットタオルや携帯トイレなど約30種類の商品が並ぶ。災害時用ではないような豚汁やおでんなどの保存食品もあり、できるだけ普段に近い生活を過ごせる備えを提案している。

 フェアは、ルミネが掲げる「サステナビリティ(持続可能性)」の方針に沿ったイベントの一環として、有隣堂ルミネ横浜店が担当。同店の岩堀華江店長は「災害のときに自分に合う備えは人それぞれ違うことに気付くきっかけにしてほしい」と話している。問い合わせは同店電話045(453)0811。

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