日本的・庶民的な情景を不朽のメロディと共に描き続けるポップスバンド、ボトルメールの聴き応え抜群の7曲入りミニアルバム『拝啓』が配信スタート!

019年結成のバンド・ボトルメールの、ミヤシタコーヘイ(Dr.)を加えた新体制で初となるミニアルバム『拝啓』が配信リリースされた。

ミニアルバムの1曲目を飾る「拝啓(Intro)」は、バンド初のインストゥルメンタルナンバー。ピアノはなおみちゃんが演奏している。「また、ここで」は、離れ離れになった恋人との再開を祈る曲。コロナ禍で人と会えなくなった2020年に制作された。「なつぞめ」は、バンドの方向性を最も表す一曲。今作で唯一、ボーカルのなおみちゃんが作詞している。「アンジェリーネ」は、ミクスチャー調のビートに乗せて、女性の逃避行を歌ったナンバー。間奏のSEは主人公を追う警察の無線をイメージしている。「恋なんです」は、アグレッシブなビートに乗せて、禁じられた逢瀬を歌ったナンバー。昭和歌謡を思わせるメロディーも特徴的だ。「そばにいてほしい」は、今作のリードナンバー。すれ違いの両想いを描いた冬の楽曲。瀬能啓太監督による美しい映像のミュージックビデオも必見。先行配信された「すばらしい世界」は、R&B調のナンバー。唯一ラップが取り入れられている。タイトルはルイ・アームストロングの「It's a Wonderful World」より。列挙した通り、さまざまなタイプの楽曲が収録されており、バンドの多様な音楽性と懐の深いセンスを随所に感じることができ、リスナーを飽きさせない。 『拝啓』というタイトルが示唆するように、そこにいない誰かに宛てた手紙のような楽曲で構成された本作だが、やはり根底にある彼ら特有のエッセンスは古き良きJ-POPを想起させるエヴァーグリーンなメロディと、なおみちゃん(Vo.)の外連味のない歌声の絶妙な絡み具合にあるのだろう。バンドのテーマでもある「ノスタルジー」という言葉にピンと来たリスナーであれば、間違いなくその期待を超えてくる快作に仕上がっている。

アーティストコメント

昨年5月にフィジカル盤を発売し、ご好評頂いていた1stミニアルバム『拝啓』を、この度サブスクで配信することになりました。

別れ、あるいは遠くにいる誰かを想うこと、そうしたことが今作のテーマです。我々の曲を聴きながら、皆様が大切な人のことを思い出してくれたら、これ以上の喜びはありません。是非お楽しみください!

▼ボトルメール『そばにいてほしい』ミュージックビデオ

https://youtu.be/ukiqDPrd7Do

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